牛角

久しぶりに家族全員で牛角に行くことになった。事の発端は、誕生日を間近に控えたなつが突然『焼き肉食べたーい』と言い出し、それに期末試験を控えて最近機嫌の悪かった菜緒と、インフルエンザで学級閉鎖のため持て余し気味の莉菜が乗っかり、『焼き肉、焼き肉』の大合唱。家族全員で足を運ぶことに。

開店と同時の時間に予約を入れ、かつ、菜緒と莉菜に至っては昼食を抜いて食べる気満々。食べ放題用のタブレットが来るなり、鬼のように注文。莉菜はお気に入りの“はちみつ黒胡椒豚カルビ”一択。菜緒に至っては、序盤から“おさつバター”を注文する豪傑ぶり。

幹夫となつは王道の“タン塩”から舌鼓。その後もカルビ、豚カルビ、味噌だれカルビ、と肉三昧。誰も野菜を頼まず、ひたすら肉を喰らう。

その中で一同が感動したのが、中盤で注文した“梅トンタン塩”。この梅ダレが絶品!肉の脂まみれになっていた口の中が、一瞬でサッパリする優れもの。特に莉菜がハマって、あらゆる肉に梅ダレをつけて食べている。

ラストオーダー10分前のところで、まずは幹夫がギブアップ。もうこれ以上食べれませーん。やはり、若い頃とは胃袋が変わってきたな…次になつも満足したようでギブ。

菜緒と莉菜は相変わらず食べ続けている。莉菜に小学生のため半額なので、完全に元を取っている。ラスト3分のところで、莉菜もギブアップ。最後まで食べ続けた菜緒が、ラストオーダーで人数分の牛角アイスを注文してフィニッシュ。この牛角アイスが美味しくて、これまた一同感動。別に初めて食べたわけでもないのだが…

兎にも角にも全員お腹いっぱい。幹夫が会計をする。店員さんからレシートは要りますか?と聞かれ、通常は不要と答えるのだが、莉菜が何皿食べたのか気にしていたので、もらうことに。もらったレシートを莉菜に渡す。莉菜と菜緒がきゃっきゃ騒いでいる。どうやら60皿近く食べたらしい。家族全員で大満足。2月も終わろうとしているが、まだまだ冷たい風が吹くなか、帰途についた。

 

さて、幹夫のオプション取引のポジションは、というと、相変わらずのレンジ相場、いったん入れた期先の買い玉を全決済して、20万強ほど利益を積み増した。このままの価格帯でSQを迎えそうだが、そうは言ってもメジャーSQ。このまま、素直に着地するとも思えない。春の嵐はやってくるのか…蓋を開けてみるまで誰にもわからない。