受験。。。
受験シーズン真っ只中。そんな最中に、10年に1度の最強寒波が到来するとのこと。受験生のことを考えると、こんな寒い時期に可哀想に…、と思ってしまう。
我が家には中3の娘がいるものの、以前にも触れたとおり、中高一貫校のため受験はなし。題名の『受験』というのは、来年に小6になる莉菜の中学校受験の話しだ。
莉菜は、バスケに夢中なため、このままバスケに邁進するのかと思っていたが、受験をするという。しかも、菜緒と同じ学校を目指すという。
『本当に受験するんだったら、もう少し本腰入れて勉強しないと無理なんじゃない』
と莉菜が居ないところで幹夫が切り出す。
『最初からそんなこと言うなんて、サイテー』
と菜緒。
『塾の先生には、菜緒より莉菜の方が才能がある、って言われてるから、意外にスッと合格しちゃうんじゃない』
なつが言う。
『そんなの受講生を辞めさせないための営業トークに決まってるじゃん。まぁ、莉菜はピアノ続けているし、バスケもやっているから、そういう意味では凄いけどさっ』
と知ったかぶりつつ、莉菜を褒める菜緒。どうやら、バスケに臨む姿勢と自分が小2でリタイヤしてしまったピアノを続けているところには、一目を置いている様子。
そこに当の本人が登場。おもむろに左手でテレビのリモコンチャンネルをいじりながら、右手でスナック菓子を頬張る莉菜。
『・・・』
幹夫、なつ、菜緒の3人の冷たい視線をもろともせず、テレビを観ながら大爆笑する莉菜。
『(こんなんで受かるか…)』
『(やっぱり、ある意味天才肌かも)』
『(こいつ、受験を舐めてんな)』
三者三様の想いを他所に、我が道を行く莉菜。一年後の結果は如何に。
特段、大きなイベントがない今週。日経平均はダラダラと上昇。
『本当に株式市場参加者って楽観主義者が多いよなぁ。なんでこの地合いのなか、上昇するかな』
世界に影響力を持つ米国市場。その米国では中央銀行がまだまだ利上げする、利下げの議論なぞ時期尚早といい、企業の4Q決算も利益率などが大幅に落ち込んでいるにもかかわらず、株価は上昇。マーケットというのは、楽観主義者で、隙あらば株価上昇にポジティブな捉え方をする。
翻って、幹夫はリアリスト。客観的な数値分析やマクロ的な流れに重きを置く。最近は思うような流れになっていないようだが、客観的に相場を分析し続けている。結果が出る日はいつやってくるのでしょうか。